九州や北海道の椎茸のセシウムが半減期以上に低くなっているのはなぜ?
3.11の原発事故前から全国の乾燥しいたけからセシウム137は10~20Bq/kgが検出されていた。
しかし最近は、その放射能が半減期以上に急に減ってきて2~5Bq/kgになっている検体が増えてきた。
その理由は、老木の原木を伐採して新芽を出させる「萌芽更新」をした場合、原木の汚染が減るためなどと考えられる。
福島の汚染が乗らなかった地域のもの、北海道・九州では乾燥しいたけは2~5Bq/kgに下がってきた。
福島は震災前はかなりのホダ木を全国に出荷していた。かなり汚染の強かった福島周辺だがあと10年位して震災後伐採された木がホダ木に適する太さになったとき果たして使えるようになるのだろうか、見守る必要がある。
ちなみに生椎茸のセシウムが基準100 Bq/kgを超えないホダ木のベクレルは50Bq/kgです。
薪の指標値は灰になった時8000 Bq/kgを超えない40 Bq/kgです。
注意
宮城県産の乾燥椎茸は他県からの原木
新潟県産の乾燥椎茸は新潟県産の原木と思われる