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食文化の喪失 コウタケ(いのはな)

食文化の喪失

コウタケ(いのはな)の定点観測による経年変化について

20101年より山菜、果樹、キノコなどの定点観測を行ってきた。

きのこにおいてはきのこの状態、水分量によってキロ当たりの放射線量が大幅に違ってくる。そのため正確に測定するため乾燥させて測定した。定点採取地形においてはセシウムがあまり濃縮されないと考え尾根で採取。

セシウム134と137の合算で単位はBq/kg

2012年 5757

2014年 6770

2015年 14710

2016年 18550

2017年 1774    注意これは生

2018年 19813

2019年 19680

2020年 14311

基準は 100

小さき花では直接市民に関係のあるデータと考え天然20種類ほどの可食きのこを測定しております。福島県は原発事故により大地を消失しましたが、キノコに関しては地域の文化を喪失したことが悔しくてなりません。はじめは数年間キノコが食べられないと思っていましたが、今となっては、、宮城県のソウルフードである猪鼻ご飯(香茸)は本当に美味しいんだよ、ヤマドリタケはゆでるとささみのような感じでわさびじょうゆが最高だよ、言葉でしか説明できません。子供たちはもうキノコの味を知らないのです。