雨が降り始めると空間の放射線量が上がる、これって雨にセシウムが含まれてんの?
ゲルマニウム半導体測定器の必要性②
ゲルマニウム半導体測定器による天然核種ビスマステスト結果
●今回の測定の狙い
ビスマスの測定の外、久々の雨なので屋根に溜まった粉塵も混ざるので、再浮遊したセシウムも測定できるかもしれないと思い測定してみる。(注)ビスマスは半減期が短くずっと多くの放射線だしつけるわけではなくすぐに減ってしまう。
●測定結果
降り出した雨水の放射線
- 鉛214 33.65ベクレル
- ビスマス214 64.67ベクレル
- セシウム137 1ベクレルまで測って不検出
1時間後の雨水
- 鉛214 6.44ベクレル
- ビスマス214 17.70ベクレル
- セシウム137 0.7ベクレルまで測って不検出
2時間後雨水
- ビスマス214 2.37ベクレル
- セシウム137 0.5ベクレルまで測って不検出
- セシウムを調べるため2時間測定
- セシウム137 0.454ベクレル
- その他は不検出
ベクレルは思っていた結果が出たがビスマスは問題ないとしてセシウム137 の解釈はそれぞれ違う。奇しくも地震の後これは今回の地震により飛んだもので福島由来のものであるとと断言する団体も出てくる。僕個人としてはここ数週間雨が降らず、強風によって舞いあげられた土埃が雨どいに流れ込んだものと思う。これから検証が必要。とにかく貴重なデータは取れた。